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2010.06.18
6/14(月)

真夜中、携帯電話が鳴った。

泣いた。泣いてみた。泣けた。泣こう。心底泣いた。

まじめに泣いた。

試合終了のホイッスルを聞いた瞬間masayaは泣いていた。

だいの大人が真夜中に泣いた。

サッカーで泣いたといえば初めて日本がW杯を決めた

「ジョホールバルの歓喜」かな?

岡野さんのVゴール。

kingカズが浮かれてる。

岡田監督があたかも子供が両手を広げ飛行機を操縦するかのようにグランドを駆け回っていた。

当時大学生の自分は○ーソンのバイトを休んでTV観戦。

自分のアパートで高校時のサッカー部の仲間と応援したのを思い出す。

最初は冷静に日本がただ勝つ事だけを願い仲間と観戦した。

時間がたつにつれて冷静さを簡単に失い、近所迷惑なんて気にしないで自分らは

「フーリガン」になった。

Vゴールが決まった瞬間、自分らは歓喜に包まれ隣の仲間と抱き合いもみくちゃになった。

自分も含めてその場にいた仲間全員泣いていた。

初めてのウレシ涙を経験した。

ん?そういえばこのシュチュエーションは記憶にあるなぁ。

サッカーで泣いたのは以前にもあるなぁ。

masayaは10数年前の記憶を思い出した。

そうmasayaが高校1年生の時サッカー部の部室で仲間と応援したあの時と同じだ。

「ドーハの悲劇」

当時高校に入学したての自分は先輩たちがTVの近くで陣取っているのと反対に

後輩たちは後方で小さなTVを観戦。

ほとんど画面が小さくて何がどんなふうになってるのか分からなかったが

音声だけは聞こえてくる。

自分らは後輩で先輩をさしおいて騒ぐわけにはいかない。

先輩との距離を考えながら冷静に観戦した。

時間がたつにつれて男くさい部室は熱気を帯ただしもみくちゃになった。

もう先輩も後輩も近所迷惑も関係ないし何も気にしない。

後半45分を経過したロスタイム。

TVの中のベンチメンバー全員が肩を組むように自分ら先輩後輩も肩を組む。

「・・・・・・・・・」

熱気むんむんの部室のなかは静まりかえり寒気がする。

部室は田んぼの真ん中にあるせいかカエルの泣き声が聞こえてくる。

するとそれに続いてまずマネージャーが泣いた。

次にキャプテンが泣き、先輩たちが泣いた。

気がついたら自分も含め仲間全員が泣いた。

初めての苦やし涙を経験した。

日本がカメルーンに勝った瞬間携帯の着信音が泣いた。

自分は真夜中にかかってきたその電話を嬉しそうにとった。

「もしもし」

「もしもし、俺○○だけど」

「おぉ元気!」

「おめでとう!」

「おめでとう。」

「やったね!」

「やったなぁ」

こんな内容の電話がエイエン続いたのは言うまでもないかな?

最後に電話越しの仲間に聞いてみた。

「お前泣いた?」

「お前は?」

その答えはお互いが確認することではなく

その真夜中は二人ともまじめに泣いていた。


                               完
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